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イライラの原因 病気

バセドウ病

バセドウ病は、何らかの原因で免疫システムに異常が起こり、自分の体の成分を攻撃対象とみなして、攻撃する抗体をつくり出す自己免疫疾患です。女性の方が男性の5倍ほど発症率が高く、遺伝的素因も大きく関係すると考えられていますが、はっきりと原因は分かっていません。

バセドウ病の場合、敵とみなされるのは、喉の付け根の喉仏の下の辺の気管の前にある甲状腺にあるTSH受容体といわれる部分です。

ここは、脳の下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)を受け取る受容体ですが、免疫異常によってTSH受容体の抗体がつくられ、TSH受容体が刺激されます。刺激により甲状腺ホルモンがつくられ続け、過剰に分泌されることになります。

甲状腺ホルモンは全身の細胞の新陳代謝を活発に促進させる働きがあるので、体温が上昇し微熱が続いたり、脈が速くなります。また集中力の低下や、短気で些細な事にイライラします。バセドウ病の代表的症状は眼球突出がよく言われますが、全員に現れる症状ではありません。

バセドウ病は、症状を抑えれば健常者と同じように生活ができますが、放っておくと心不全などの症状が悪化して死亡してしまう事もあります。

バセドウ病は原因不明で完治は難しいとされていますが、血液中の甲状腺ホルモンの量を薬物療法などで正常にコントロールしていれば、健常者と変わらない生活をする事が可能で、バセドウ病によるイライラの症状も、ホルモンのバランスを正常にすれば収まります。

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